電気管理技術者の青色申告のやり方について

確定申告

どうもこんにちは、でんますです!

今回は電気管理技術者の青色申告について説明していきたいと思います。

でんますちゃん
でんますちゃん

青色申告…聞いただけでガクブルします><

今このブログを書いてる時期的にですね、確定申告の時期が近づいてきまして、僕のほうも先日大体まとめ終わったんですけど、そういえばこれって困る人いるよなあーと思い、今回ブログ記事として書いてみました。

ぜひ参考にしてみてください!

電気管理技術者の青色申告のやり方について

まず電気管理技術者は個人事業主になるので、自分で確定申告をして経費がいくらとか、売上がいくらとかそういったことを国に届ける必要があります。

サラリーマンの時は会社が全部やってくれてたんですけど、個人事業主の場合は全部1人でやらないといけないので、日々の経費の処理だったりとか売上の記録だったりとかそういったのをきちんと管理していく必要があります。

それで僕のやり方としては、マネーフォワードと呼ばれるアプリがありまして、それをスマホに入れて何か経費扱いになるものを購入したりしたらそこにメモをしていくと言うやり方をしてます。

マネーフォワードME

また、このアプリを使ってレシートとかを撮影すると、それが記録されてそのまま経費に計上される、みたいなシステムもあるので手書きでやってメモしていくよりかは全然楽なのかなぁと思います。

このアプリはマネーフォワードの確定申告ソフトにも連携するようになってますので、経費がかかった時にメモしていくだけで、年末の確定申告の際はそれを取りまとめたりちょっと修正するだけで簡単に確定申告が済んでしまうのです。

ちなみにPCの方は、マネーフォワードクラウドというものになります。

マネーフォワードクラウド

ただ、人それぞれいろいろやり方があるんですけども、今はアプリというかそういったソフトを使ってやっていった方が個人の方であれば1番楽なのかなぁと感じてます。

どうしても紙の台帳とかで管理していきたい!って言う人もいるのかなあと思うので、強制するわけではありませんが…ですので、個人個人の好みに合わせてやっていけばいいのかなと思っております。

なお確定申告の提出は、大体毎年2月から3月にかけてになるんですけど、作成するにあたっては白色申告と青色申告っていうのがあるんで、まず青色申告で提出するようにしておきます。

これは、独立するときに出す開業届と一緒に青色申告の申請書も出すことになります。

むしろ税務署の方に青色申告にしますか?と聞かれるので、そのまま手続きをしておくといいですね。

出すのはそんな難しいものでもないので、ちょっと書いて税務署の方で出せば終わってしまう作業なので、ぜひとも出してへおくといいと思います。

じゃあなぜ青色申告出さなきゃいけないの?というところなんですが、青色申告すると最大650,000円ほど控除できるんです。

要するに、節税になるということですね。

日本は税金大国ですし、個人事業主だと無駄に税金払いたくないですから、いかに控除を利用するかが手持ちのお金を残すコツになります。

けどまぁ、所得が多くないとあまり効果を発揮しないのであれですが…とはいえ僕が開業して10月から12月の間だけで確定申告の書類を作った結果、大体20,000円位の還付金が出ることがわかりました。

それぐらいのお金が確定申告で計算したら出てきたって言う形になってますが、還付金があるって事はあまり儲からなかったということなので良くは無いんですけど、とりあえず所得税は払わなくてよかったなっていうところで安心したところです。

もっと儲かってくると、この確定申告で所得税300,000円くらい払って下さいとか普通にあるので、来年は覚悟しておかなければいけませんね(笑)

でんますちゃん
でんますちゃん

稼げば稼ぐほど税金が高くなる…累進課税ってやつですね!

あと確定申告の手続きはなかなか敷居が高いイメージですが、大体2年ぐらいやれば慣れてくるのかなあと思います。

僕は、この個人事業主になる前に会社員しながら副業とかやった関係で、確定申告は3年続けて提出してるんで今回も楽にできたかなというところです。

ただ、控除関係の書類がまだ届いてないものがあるので、完全に完成ではありませんが…それだけあれば終わりなので確定申告は問題なく終わりそうです。

ちなみに控除にできるものに関しては、有名なところで生命保険だったりとか、ふるさと納税だったりとかがあります。

個人事業主だと、国民年金や国民保険等に加入すると思いますがそれも控除対象です。

そういった控除を重ねていくと、所得が減っていくので最終的に支払う税金が安くなっていきます。

その辺もやっていく内にだんだんわかってくると思いますので、確定申告に対して抵抗感持たれなくても何とかなりますよ!

電気管理技術者のための詳しい確定申告のやり方

昔、独立されている方というか社長に教えていただいた方法として、レシートとか領収書を全部月別の封筒に入れて、年が明けたらそれ全部取りまとめて税理士に郵送する、ということを言ってました。

開業してすぐに税理士と契約するのはなかなかハードルが高いので、個人でやるならとりあえず封筒でもなんでもいいので入れといて、月別で分けて保管しておけば案外楽に仕分け出来るかなと思います。

後はどういうものが経費になるのかなぁ?って言う話なんですけど、まず200,000円以上の高額なものに関しては、経費じゃなくて資産という形で記録する必要があります。

この資産となったものは減価償却で処理しなければいけませんが、例えば500,000円のものを5年で全金額償却する場合なら、毎年100,000円ずつ経費にしていくっていうことをしないといけません。

逆に200,000円以下の金額のものは、一括償却や普通に経費にしていく形になります。

ちなみに僕はややこしいので、200,000円以下は経費ってことにしています。

電気管理技術者向けに説明していくと、例えば高額なOCR試験器とかDGR試験器などは試験測定機器として償却年数が5年と掲載されています。

国税庁HP 耐用年数(器具・備品)(その1)

償却年数とは、どれくらい使ったら価値がなくなるのか?といったことで耐用年数で決めることとなります。

他にも高額なPCだったりとか、プリンターだったりとかも書いてあるので何年の減価償却となるのか調べたうえで、適切な割合で経費にしていく必要があります。

この辺の割合とかいろいろ決めるのめんどくさいですが、マネーフォワードクラウドで設定すれば勝手にいくら経費にするか出してくれるので圧倒的に楽です!

後は家賃とか水道光熱費、車などの経費ですが、これは家事按分と呼ばれるもので経費としなければなりません。

例えば家の中の1部屋だけ仕事で使っているなら、正確には面積比で出すんですが仮に4部屋あった場合1/4とか1/3とかの使用率になるので、家賃が100,000円とすると、1/4で25,000円が経費になる計算になります。

車であれば、平日だけ仕事で使って休日は家族で使うとなると、8割仕事で使用するという感じで車の経費、例えばガソリン代とか駐車場代とかを全てまとめて0.8掛けして出た金額が経費になります。

なお、電話代やスマホ代に関しても電気管理事務所の代表電話とかにしている限りは、経費として計上可能でこちらも使用比率で経費が算出できるようになってます。

ただこの辺の計算が凄くめんどくさいですよね!毎回やってたら嫌になっちゃうので、マネーフォワードクラウドなどの会計ソフトを使えば、一度設定するだけで勝手に計算してくれるようになります。

でんますちゃん
でんますちゃん

慣れてしまうとソフト使わないとか考えられないレベルです><

そんな感じで、家事按分というものを使えば自宅のほとんどの固定費を経費とすることができます。

これが、電気管理技術者の節税対策としてかなりでかい部分ではないかと、個人的には思ってます。

まあ電気管理技術者に限らず、個人事業主全部に適用できるので日本では事業やってた方が税金軽くなるんだなーって感じです。

法人だとまた違った軽減対策みたいなのがあるみたいですが…その辺はよくわからないので引き続き勉強していきたいですね!

その他確定申告用の小ネタ

年の途中で退職し、そのまま個人事業主となった場合会社から源泉徴収票が送られてきます。

今までですと、会社で年末調整した源泉徴収票をいただきますが、年の途中で退職しているので自分で確定申告を通じて収入の内容を届出ないとなりません。

とはいっても、確定申告のときに源泉徴収票に記載されている収入の部分と、社会保険料の金額を入力するだけなので簡単ですが、どうしたらいいかわからない方もいるかと思ったのでここで共有しておきます。

なお退職金なども支払われると思いますが、これに関しては特別徴収という形で税金が引かれてから手元にくるので、確定申告で計上しなくてもいいとのことです(税務署調べ)

後は、ほんとは銀行口座とか専用の事業用の口座とかを作れればすごく経費処理って楽なんですけど、最近口座を作るのが結構ハードルが高くなってるみたいで、なかなか屋号付き口座とか作らせてくれないんですよね。

でんますちゃん
でんますちゃん

自分がつけた屋号の口座…!憧れですね!

管理事務所名義の口座が作れれば、お客様からの信用度も上がりますし、経費の流れが管理しやすく確定申告もしやすいっていうのでいいことづくめなのですが…それなりに結果出してからじゃないと厳しいのかもしれませんね。

青色申告だと決算書等作成のために口座のお金の流れを全て記録に残さないといけないので、例えば150,000円幼稚園の入園費を事業用口座から払いました(実際はプライベート支出として)みたいな記録を残さなければなりません。

なので、今は個人口座からいろいろ生活費を引かれる中で、事業用のお金もグルグル回っている感じです。

たまにわけわからなくなりますが、何とかなっているのでしばらくは我慢しようかなと思います。

仕訳一例

仕訳の内容について、参考に下記へ記載しておきます。

ガソリン代、月極駐車場代、タイヤ交換代⇒車両費
ブログ、HP運営費⇒広告宣伝費
電気、ガス、水道代⇒水道光熱費
電話、スマホ代⇒通信費
コインパーキング、高速代⇒旅費交通費
掃除用具、事務用品、その他20万以下の資機材⇒消耗品費
いろいろな手数料⇒支払い手数料
家賃⇒地代家賃
郵送関係⇒荷造運賃

参考にしていただければと思います!

まとめ:電気管理技術者の青色申告のやり方について

と言うことで、今回は電気管理技術者の青色申告についてお話ししていったんですけども、まぁまぁちょっと敷居が高くて難しいイメージがあるんですが、普通に記録をとっていけば誰でもそれなり簡単にできるのかなあと思ってます。

それとなく、これであってるかな…?と記録を取っていくと、途中であぁそういうことか!って理解できるようになると思うんで、独立された方はとりあえずレシートと領収書を月別に保存して、会計ソフト等を触っておくといいですね!

マネーフォワードME

マネーフォワードクラウド

そんな感じで終わりたいと思います。
それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました!

コメント

  1. KENT より:

    2~3年後に独立を考えている者です。

    電気管理技術者の確定申告はなかなか検索しても出てこないため、非常に参考になりました。ありがとうございます。

    記事リクエストなのですが、
    ・保安管理手数料をどのように決めているか
    ・作業用車両の中身(積載機材等)
    について書いていただくことは可能でしょうか?
    特に前者は難しいかと思いますが、参考にさせていただきたく思います。

    • でんます でんます より:

      コメントいただきありがとうございます!
      記事リクエストについてですが、今度書かせていただきますのでお待ちいただければと思います。

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