どうもこんにちは、でんますです!
今回は電気管理技術者の点数管理の方法ついてお話させていただきます。
技術者協会に入会し、それ一本でやっていく場合にはあまり気にしなくてもいいですが、保安法人さん等から物件をいただいたり、それが複数となってくると管理がややこしくなってきます。
保安監督部に物件一覧について提出する際、保安法人と個人の物件両方記入が必要ですから、できる限りズレがないようにする必要があります。
基本的には、この提出するリストを常に更新を続けていくやり方で問題ありませんが、タイミングによってズレるようなときもあります。
そこら辺をできる限り回避するような方法について、今回お話しできればと思います。
電気管理技術者の点数管理の方法について
僕はエクセルシートを使った一元管理と、提出用リストの更新で対応しています。
エクセルシートでは、物件名や住所、設備容量や監視装置、発電機の有無と点検回数や契約金額などを記載するようにしてます。
もっと言うと、点数合計や委託金額の平均単価等をわかるようにしてます。
記入するタイミングとしては、物件紹介をいただいた段階で一通り入力してしまいますが、正式な依頼書をいただくまでは別枠に保存しておくようにしてます。
これは、正式依頼がない状態のままなくなってしまう物件もあるからです。
お話をいただいてからストレートに契約までいければいいのですが、途中で別のところと契約することになると締結ならずで流れてしまいます。
特に多くの物件を一度にいただいたときは、この締結までのタイミングでいろいろとズレが生じることがあります。
さて、そんな点数管理ですが実際の流れをご紹介します。
②自前のリストに物件情報を記入しておく。
③3件点検依頼書をいただいたので、自前のリストに正式に追加する。その際、保安監督部へ提出する物件一覧も追加しておく。
④残り2件は別枠でまだ情報を残しておく。
⑤最初の保安法人より、残り2件についても点検依頼書をいただいたので、自前のリストに正式に追加する。その際、保安監督部へ提出する物件一覧も追加する。
⑥自分で獲得した物件が1つ増えることになった場合は、点検依頼書等はないのでそのまま自前のリストと提出に必要な物件一覧両方ともに更新する。
上記の通りです。
このやり方で、ずれなくできていると思います。
この点数管理において一番重要なのは、保安監督部に提出する物件一覧が間違ってしまっていないかどうか?を常に気を付けることです。
自前のリストは正直どうでもいいというか、仕事効率化の一環としてやっているだけですので、ぶっちゃけわかるようになっていればそれで大丈夫です。
反面、提出する方の一覧は保安監督部にダイレクトで目を付けられる原因になってしまうので、充分注意して点数の管理をしていきたいところですね。
さて、今回なぜこの話をしたかというと、本日とある保安法人さんに点検記録等を持って伺った際、下記資料をいただいたからです。
こういう紙を保安法人さんからいただきました。会社宛なのであれですが、点数管理は気をつけようと思います。 pic.twitter.com/3xe8MPQFJN
— でんます (@VVVF94589319) February 3, 2022
この資料がいうには、電気管理技術者の物件に関わる申請手続きの代行について、一部で点数が正確でない、不適切であるとそういったことを言ってます。
保安監督部としては、複数の保安法人が申請手続き上混ざってるとややこしいから、契約で他の法人に加入していないことを入会の条件にしたらどうか?とおっしゃってます。
単に管理めんどくさいからやるならちゃんとやれ、できないなら1本化しろということなんでしょうが…収入面で不安だからやっている面もあるでしょうから、難しいところです。
ということで、ごちゃごちゃしてしまった点数管理をするためには、すでにお話した通りちゃんとリスト化してわかるようにしておくことが大事です。
尚且つ、保安法人さんとの定期的なすり合わせなんかも重要ではないでしょうか?とにかく、出せるなら保安法人さんが保安監督部に実際に提出した物件一覧を電気管理技術者へ早く渡すべきと思います。
僕は、最初に契約した保安法人さんから各種申請書類の技術者控えが送られてきたのがここ最近なので、この辺はできる限り早めに確認しておきたいところですね。
複数の保安法人と委託契約している場合どうするか
僕のような保安法人2社と契約して、個人でもやってるとなると3か所もの手続き先があるわけですが、タイミングによっては3か所同時に申請手続きをすることがあります。
ここで、正確な申請ができない技術者と思われてしまうと、目を付けられてしまう可能性もなくはないのできちんと対応できるようにしましょう。
具体的には、とにかく今の申請状況を聞くことに尽きると思います。
例えば仮にある保安法人が2社あって、ほぼ同時期に申請手続きをしている場合を考えてみます。
これらはほぼ同時進行に進んでいますので、保安監督部に提出する書類で不備が出てしまう可能性が高いです。
例えばこんな感じで、上の方に新規受託物件の情報を入力するところがありますね。
でまあ入力して提出するんですけど、このタイミングで違う会社が代行申請してしまうと保安監督部の担当者が混乱してしまいます。
1社目で申請してきた物件情報が、2社目の申請のときに入力されてないじゃないか!と、点数管理できてないじゃないか!となるということです。
さらに個人の物件を申請するときは、この上記2社分の申請をリストに入れた状態で新規受託物件の情報を入力しなければなりません。
そんな感じで、少々タイミングが取りずらいことはおわかりいただけたと思いますので、こっからは解決策です。
それは、1社が完全に終わったら進めていくという方法です。
例えば1社目の申請が進んでいる状況下であれば、ひとまず他のところは全部ストップして1社目の手続きが完了するまで何もしないのが正解かと思います。
少し時間はかかってしまいますが、保安法人さん各社にご理解いただけるよう説明し、バランスを取って対応していきたいところですね!
1社ずつ丁寧に対応すれば安全ですね!
まとめ:電気管理技術者の点数管理の方法について
ということで、今回は電気管理技術者の点数管理の方法についてお話していきました。
何社とも契約していると確かにお金の面では安心できますが、こういった申請上のデメリットみたいなのもありますので、理解して保安法人と契約を結ぶといいですね。
大事なのはタイミングで、意図的にずらすのであれば1社ずつ申請を進める。ということになります。
そうすれば、自分の物件管理上凄く楽になるし、ややこしくなくて大変わかりやすいものになるのではないでしょうか。
ぜひ、色々とやり方を模索していただければなと思います。
それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました!
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