どうもこんにちは、でんますです!
今回は電気管理技術者のコンプライアンス問題についてということで、お話していきます。
コンプライアンスってなんぞ?という方、いらっしゃると思うので一応転載しておきます。
コンプライアンス(英語: compliance)とは、元来は英語で「要求や命令などに従うこと」を正式な文書で記載するための単語である。日本語では「遵守」などの意味を持ち、次のような意味で用いられる。
簡単に言うと、決められたルールをきちんと守りましょう!ということなのですが、個人事業主として活動しているとその辺があいまいになってきます。
会社員として働いている限りは、会社のルールというのがあってそれに従えば簡単でしたが個人事業主だとある意味何をしてもいい無法地帯です。
ですが、電気管理技術者として業務をしていく上では電気事業法や設備基準、委託契約書等で結んだ内容などありますからそれは絶対に守らなければなりません。
電気事業法で言えば、『誠実に業務をしましょう』みたいな文言もあるので、ルール無用の世紀末みたいな仕事の仕方はしないようにしましょうね!
さて、今回こんな話をするのは先日あるツイートをしたことにより、内部情報のリークと判断され関係者の上の方の人から連絡をいただいてしまいました。
えぇ~!大丈夫なんですか?
かなり内容をボカシてツイートしてたのですが…僕本人までたどり着いて少々戦慄しましたね…。
ということで、情報発信には十分注意しよう!という話をさせていただければと思います。
電気管理技術者のコンプライアンス問題について
電気管理技術者として仕事をしていく上では、契約書などがルールになります。
ですので、基本的にこのルールを守ったうえで業務をする必要があります。
一般的な委託契約書には、そのほとんどに業務上知りえた情報を他者に開示してはならない、といった内容の文言が記載されています。
今回それを破ってしまった形になってました。大変失礼いたしました。
ただ、ここは情報の線引きが凄く難しく、どこまでのレベルで発信してしまうとアウトというのがわかりづらいと感じています。
例えば、SNSは全面禁止という会社と、そうでない会社というかむしろ使用を推奨している会社などがあるからです。
そのそれぞれの会社の微妙なアウトのラインを探ることが、情報発信において重要ではないかと思います。
具体的に電気管理技術者目線で考えると、例えば明確に場所がわかるようなキュービクルの写真を撮ってSNSに投稿するとおそらくアウトになる、というのはお分かりいただけると思います。
じゃあ接近して周囲の景色が入らないように撮ってればセーフなのか?というと、どうやらこれはセーフのようです。
重要なのは設置者へ害を及ぼさないことだと思うので、周囲の状況でどこの会社かわかってしまうような画像や動画、文章をアップするのは止めておいた方がよさそうです。
最悪、この人の現場荒らしちゃおう!みたいなヤバイ人が現れないとも限りません。
ただ、これはそういったことをお客様に許可をいただいてしまった場合は話が変わってきますよね。
無断で記録のため写真を撮るのは結構、ただしそれをネットに出していいものかどうかはお客様の匙加減ということになります。
今回、問題のツイートでは設置者がどこか?そこで何が起こっているのかが連想できる要素が、これでもかと入っていたので投稿者の発見までこぎつけられたんだと思ってます。
連絡来た瞬間は、そんな問題ある??と思いましたがツイートを改めて見てみるとああこれはバレる内容だわ、と思ったんですぐに削除しました。
無意識にツイートしてたので注意力が足りてなかったかもしれません。今後はより一層気を付けて発信をしていきたいですね。
じゃあ電気管理技術者として情報発信はしないべき?
そんなことはなくて、できるのであれば情報発信を続けていくべきと思います。
僕が電気管理技術者として情報発信をしようと思っていたのは、もう独立の何年も前からになります。
本当に、ほんっとーに情報がない!情報がないんですよ!
ちらっと書かれてる個人ブログの記事なんか2013年のやつとかゴロゴロしてますし、一体どういうことだってばよ状態でした。
ですので、実際に電気管理技術者になったら絶対情報発信するんだ!と心に決めて、今こんな文章書いているわけですが…なんか怒られてて草生えますね(笑)
まあ、そんなところで超えちゃいけないラインを探りつつ、もっとオープンに電気管理技術者の業務について発信する人が増えていけばいいですね!
さて、ここから完全に余談ですが、電気主任技術者関係のブログって電験対策!みたいなブログがほとんどで実務紹介しているのがほぼないんですよね。
あれなんでなんですかね?教えてる人も電気の実務やってる人なのかしら?みたいなのがだいぶ増えてきたように思います。
電気管理技術者の業務に限らず、主任技術者がどういう仕事するのか?待遇はどうなのか?楽なの辛いのみたいな、そういう情報をもっとネットに流しておけば憧れで入ってくる人も増えるんじゃなかろうかと思うのです。
それで全然若い人いないって言って、なんなら2030年頃足りなくなるでみたいな感じなの、そりゃ情報がないからなー!ってなってます。
今日はこういうことしました、みたいな簡単なことでもいいと思うんですけどね。僕なんか今日委託契約書設置者様方に配って一日終わりましたからね。郵便局じゃねーんだよと思いましたよ!
まあそんな感じで、おそらくこのブログ見られてる方は主任技術者業務を少なからずやっている人と想定してお話してみました。
怒られない程度に、情報発信の輪が広がっていけばいいですね!
まとめ:電気管理技術者のコンプライアンス問題について
ということで、特にまとめることがないですがまとめます。
情報発信する際は投稿ボタンを押す前に本当に大丈夫か自問自答しましょう、ということです。
世の中には、ネットを監視する職業があるくらいです。10万くらい払うと1か月特定のワードで検索してくれるサービスとかあるらしいですよ。凄い時代です。
全然関係ないですが、前職で同僚が酔っ払って機密文書を紛失する事件があって、そのとき情報セキュリティ担当だったんですが2か月くらい情報漏洩調査で20万投資してました。
本当に効果あんのかなーと思ってました。元上司すみません。
それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました!
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